アメリカにやって来て数か月。生活もやっと落ち着いてきた♪と思ったら、なんだか喉がイガイガ。そう、風邪です。
市販薬を買いにドラッグストアへ出かけるも…見たことのない単語に、頭は完全にフリーズ
さらには見たことのないカラフルな色見に、
と募る不安。
そこで、今回は、アメリカの市販薬に実際にトライした感想や、最初から知っていたらもっと楽だっただろうな…という情報を中心に、アメリカで風邪を引いた時に個人的に役立った情報や実際に服用した際の感想、風邪を引かないために実践していることを私なりにまとめてみました。
代表的な症状の英語名
まずは、代表的な症状の英語名から。
cold・flu
coldは普通の風邪、fluはインフルエンザのような強い症状のイメージです。
mucus
痰(たん)です。
congestion
「詰まり」みたいな意味です。chest congestionで胸のあたりに痰がつかえている感じ、sinus congestionで鼻づまりのような意味でしょうか。
sinus
副鼻腔という意味です。
fever
熱ですね。
pain
痛みです。
cough
咳です。
diarrhea
下痢です。
市販薬の選び方
症状に合うものを選んでいけばOK
基本的には、上記の英語をたよりに、現在の症状に合うものを選んでいけばOKです。下記のDay quil/Nyquilのシリーズやtylenolは日本人でも愛用している人が多いです。どこのスーパー、ドラッグストアに行っても必ず置いてあるメジャーなお薬です。
実際に服用した感想
アメリカの薬というと、やはり心配なのが強いのではないか?効きすぎるのではないか?という点が気になりますよね。
私も身長155㎝とアメリカでは小柄な方なので、当初は心配で、下記でご紹介しているMucinexの昼用5mlを恐る恐る服用しました。感想としては、一口飲むと「キク―!」という感じで、喉や胸のあたりが少しカーっとしてきます(養命酒を飲んだ時のような感じ?)
私個人としては、
という肯定的な感想でしたが、人によっては大丈夫?と最初は心配になるかもしれません。
不安な方は液体タイプがオススメ
そこで、最初の間は、量の調整が可能な液体タイプの中から薬を選ぶのがオススメです。(日本では、液体タイプというと子供向けの印象ですが、アメリカでは大人の薬も非常に充実しています)。
市販薬の購入場所
利用できるならamazon freshやamazon.comがオススメです
さて、市販薬の購入場所として最初に思いつくのは、CVSやWalgreensといったドラッグストア、もしくは最寄のスーパーマーケットです。でも、風邪を引いた状態で、薬局まで出かけるのってそれ自体大変ですよね。
そこで、個人的にイチオシなのが、amazon freshという、amazonのネットスーパー。利用できる地域に入っているなら、という条件付きにはなってしまいますが、注文当日に、指定の時間に玄関先まで宅配してくれるので一歩も家から出ることなく薬を手に入れることができます。
しかも、有難いことに、大抵の場合ドラッグストアやスーパーで購入するよりも安い値段で売っていることが多いです。また、商品のレビューを見ながらゆっくりと買い物ができる点も良いところです。
また、もしもの時に予め薬を揃えておこう等、日数に余裕がある場合には、amazon.comも非常に便利です。まず第一に値段が安いですし、商品レビューや成分をじっくり検討しながら購入することができます。
薬局チェーンやスーパーでも購入可能
もちろん、薬局チェーンやスーパーでも購入可能です。これらの良い点は、行けば確実に薬が手に入るという点です。
朦朧として動くのも辛いという場合には、ウーバーやリフト等の配車サービスの利用を検討するのもアリだと思います。
我が家で使っている市販薬
こちらでは我が家で実際に利用している市販薬をご紹介します。
大人
Mucinexシリーズ
我が家では、このMucinexというブランドをよく利用しています。昼用、夜用とセットになっていますが、症状がそこまで強くないときはすべて昼用で済ますことも多いです。画像の商品で$19ほど。画像の商品以外にも症状別に様々な種類が出ているので、用途に応じて選ぶという感じです。
Sudafed PE Sinus Pressure + Pain Relief Maximum Strength Non-Drowsy Decongestant, 24 ct
こちら、鼻水から副鼻腔炎のような頭重感が出てきそうになった時に服用しました。amazon freshでsinus painと検索すると、こちらの薬が表示され、レビュー評価も良かったのでトライ。これでダメなら受診しようと思っていましたが、なんとかこれで良くなりました。amazon freshで$6ほどです。
Amazon Basic Care Ibuprofen Tablets 500 Count
こちら困ったときのイブプロフェン。頭痛や発熱だけでなく、生理痛にも私はよく効いてくれます。amazon.comで500錠入って$9程です。
子ども
Kids Cold and Mucus Day and Night Value Pack by Hyland’s 4Kids, Natural Common Cold Symptom Relief, 8 Fl Oz
Children’s Motrin Oral Suspension Dye-Free Berry, Ibuprofen, Fever Reducer, 4 Oz
また、うちの娘は中耳炎になりやすいため、突発的に中耳炎の痛みが出てしまった時用に、子ども用のイブプロフェンも常備しています。
Infants’ Tylenol Acetaminophen Liquid Medicine, Cherry, 2 fl. oz
こちらとりあえず受診の際に「tylenolは飲ませたか?」と合言葉のように聞かれるという話を聞き、ひとまずストックしています。うちの娘は、39度台の高熱の場合でも比較的元気で高熱が辛くて眠れない、ということがなかったので(なので、日本に居た際も病院で頂くカロナール等は出番なし)まだ一度も服用したことはありません。amazon.comで$9ほどで購入できます。
我が家の風邪予防
さて、我が家で利用している薬の紹介をしてきましたが、普通の風邪の場合、結局は対症療法に過ぎないというのも感じます。
そこで、アメリカに来てから力を入れているのが予防です。力を入れているという割にはシンプルですが、具体的には下記の2点を実行するようにしてから、劇的に風邪をひくことがなくなりました。
加湿器の設置
amazon.comで$50で購入した加湿器(容量5L)をリビングに設置しています。
カビが生えると病原菌の温床になるので、下記のような加湿器の防カビ剤も加えています。
ティーツリーのアロマを炊く
また寝室には、加湿機能とディフューザー機能を兼ね備えたアロマディフューザー(amazon.comで$23で購入。容量500ml)を設置し、夜間はティーツリーのアロマを炊いています。
まとめ
以上、アメリカで風邪を引いた際に、もっと早く知っていたら良かったなぁという情報のまとめでした。
こちらのページをご覧下さっている方は、私がそうだったように、今まさに風邪を引かれている方も多くいらっしゃるかと思います。是非どうか、使えるものはすべて使って安静に、早く回復なさってください。また、少しでもこれは何かおかしい。いつもと違うぞ?と思った場合には、加入している保険を使って病院を受診して下さい。
今はまだ風邪を引いていないよ~という方に向けては、引き始めの「少しおかしいな~」と思った段階で対処ができるように、予めamazon.com等で常備薬を購入しておくことをお勧めします。
本日も最後まで読んで下さって有難うございます。