アメリカにやってきて驚くことの一つが、あの蚊取り線香のようなグルグルのついた電熱線コンロではないでしょうか?日本のガスコンロやIHとは違い、掃除の方法も一見した程度では分かりません。そこで、本日は、アメリカ電熱線コンロの特徴や使い方のコツ、手入れ方法についてご紹介したいと思います。
電熱線コンロの特徴
アメリカの電熱線コンロの特徴としては、熱しにくく冷めにくい。ガスコンロやIHならスイッチをONにした瞬間から火なり熱なりが放出されますが、電熱線コンロはスイッチを入れてからじわじわ温まります。
また、スイッチを切ってもしばらくは電熱線部分に熱が残り続けるので、例えば吹きこぼれなんかの場合には、スイッチを切っただけでは吹きこぼれが収まらなかったり。電熱線の余熱で、ウィンナーやベーコンが焼けちゃうというようなメリットもありますが、どちらかというとガスやIHとの違いに戸惑うことの方が多いです。
使い方のコツ
余熱を上手く利用する
使い方のコツとしては、余熱を上手く利用することです。
例えば、我が家では炊飯は鍋炊きでしているのですが、日本なら強火8分、弱火10分のところ、こちらでは強火8分、弱火7分とかのイメージ(残り3分は余熱でキープ)です。
もしくは、隣の過熱していないコンロ(蚊取り線香)の上に鍋を移して、別の料理(ベーコンやウィンナー等)を焼いてしまう等。
吹きこぼれをできるだけ避ける
次項でご紹介するように、アメリカの電熱線コンロも吹きこぼれの処理は可能ですが、日本のガスコンロの3倍くらいめんどくさいです笑
なので、なるべく吹きこぼれないように使う(鍋は深めのものを利用する)というのも快適に使うコツかなと思います。
手入れ方法
そうは言っても吹きこぼすことはありますよね(私も一カ月に一度はやらかしています)。一見しただけではどうやって掃除したら良いか見当がつかないアメリカの電熱線コンロですが、大丈夫です!
実はあのパーツ、外れます
まず、掃除をする際のネックは、あの蚊取り線香のようなグルグルの電熱線だと思うのですが、実はあの電熱線、フツーに外れます。
この動画を見るまでは、アメリカ人は吹きこぼさないからコンロの皿の掃除もしないという仕様になっているのかな…。などと考えていましたが、さすがにそんなわけないですよね…汗
しつこい焦げ付きは重曹で煮沸がオススメです
さて、上記のように電熱線を外したら、下のステンレスのお皿を外して汚れや焦げ付きを掃除していきます。スポンジでこすって落ちる程度の汚れならそれでOKですが、焦げ付きなどのしつこい汚れの場合には、重曹での煮沸がオススメです。
激落ちくんも役に立つ
あとは、メラミンスポンジ(日本では、激落ちくんという名前で売られているアレですね。こちらでは、Mr.Clean Magic erasorというのが同じような商品として販売されています)。ちょっとした焦げ付きはこれで綺麗です。
まとめ
以上、アメリカの電熱線コンロ事情についてでした。個人的には、初めてYoutubeでお手入れ動画を見た時の「アレ、外れるんだ!!!」という衝撃と、初めて自分で蚊取り線香部分を外すときの本当に大丈夫かな…というドキドキ感が今でも忘れられません(^^;
アメリカ電熱線コンロのお手入れ方法参考になったら幸いです!